第2回平野富二賞
受賞者

2008年8月30日

  • 森澤嘉昭氏

    Yoshiaki Morisawa

    1935年 兵庫県生まれ
    1956年 東京写真短期大学(現・東京工芸大学)写真工業科製版技術専攻卒業
    1956年 株式会社モリサワ写真植字機製作所入社
    1969年 取締役東京支店長に就任
    1975年 株式会社モリサワ代表取締役社長に就任
    1997年 代表取締役会長に就任し現在にいたる

  • 受賞について

    森澤嘉昭氏は実父・森澤信夫氏の発明による「邦文写真植字機」と、同氏の設立にかかる株式会社モリサワをよく維持・発展させ、同社代表取締役就任後は日本語仕様の「CRT方式電算写真植字機ライノトロン」シリーズを開発しました。また時代に率先して米国アドビ・システムズ社よりポストスクリプト日本語フォント製造に関するライセンスを取得し、現在の二百数十書体におよぶデジタルタイプ開発の礎を築きました。また「国際タイプフェイスコンテスト モリサワ賞」を制定して、ひろくタイプデザイナーの登竜門を開設するともに、タイポグラフィの基礎文献の蓄積にも注力され、季刊PR誌「たて組ヨコ組」「文字のカレンダー 人間と文字」書籍「文字の博物館」などを刊行し、「本木昌造活字復元プロジェクト」を推進するなど、その功績は長年にわたってタイポグラフィの普及と発展に顕著なものがあります。以上の森澤氏の功績が当学会の平野富二賞選定委員会の厳正な審査をへて承認され、このたびの「第2回平野富二賞」の受賞が決定しました。
    撮影:株式会社モリサワ

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