第1回本木昌造賞
受賞者

2008年8月 3日

  • 山本太郎氏

    Taro Yamamoto

    1961年 京都市生まれ
    1983年 武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業
    1983年 株式会社モリサワ入社
    1992年 アドビ システムズ 株式会社入社、以後、エンジニアリング、日本語タイポグラフィ、シニア・マネージャとして日本語フォントと関連技術の開発に従事し、現在にいたる。

    タイポグラフィ学会(2005年設立)の設立発起人の一人、現在は副会長を務める。武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科の非常勤講師として教育に携わ る。また、国際タイポグラフィ協会(ATypI)会員として日本担当のCountry Delegateを務める。基礎デザイン学会会員。

  • 受賞について

    タイポグラフィ学会は、山本太郎氏(アドビ システムズ株式会社)を「第1回 本木昌造賞」の受賞者に選定いたしました。
    当学会では紀要論文ない しは著作において、学術的に著しく功績のあった者に本木昌造賞を設けております。本木昌造賞の対象論文及び著作は、その内容が独創性と革新性を有し、本会 の財産としての有力な文献的価値を有し、かつ将来のタイポグラフィの研究に対して多大な影響と貢献を与えうると認められるものとされています。
     
    山本太郎氏は「タイポグラフィにおける文字の大きさに関する考察」(『タイポグラフィ学会誌 01』(2007年発行)所収論文)において、活字サイズの制定までの長い歴史を詳細に紹介し、活字サイズにおける標準化の必然性、現代のデジタルタイプ との関連性を明瞭に示すことに成功しています。以上の山本氏の功績が当学会の本木昌造賞選定委員会の厳正な審査をへて承認され、このたびの「第1回 本木昌造賞」の受賞が決定しました。

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