「長崎研修」が無事終了いたしました。

5月6日から8日にかけて開催された「Viva la 活版 ばってん 長崎」への参加行事、「長崎研修」が無事に終了いたしました。 まずは今回の催事でお世話になったすべての方々に御礼を申し上げます。また、ご参加いただいた皆様、遠路たいへんお疲れさまでした。
主会場となった長崎県印刷会館の3階では、朗文堂アダナプレス倶楽部の展示や体験のコーナーが設けられ、1階では当学会の展示をおこないました。展示では、長崎に縁の深い本木昌造と平野富二、長崎において本木昌造の研究に大きな貢献をされた故阿津坂実氏に関係した賞についての展示を中心におこないました。



主催者の企画による7日の「崎陽探訪・活版さるく」では地元の解説員の方 々とともに、40名ほどの人数にて、長崎湾岸から山手、街中にいたるまで、近代活版印刷に関連する施設や碑、お墓などの史跡めぐりがおこなわれました。
8日の「ハンドモールド鋳造体験」では、会場の3階にて研究者とともに学会員が解説および鋳造体験の指導にあたりました。
雨天の日もありましたが、史跡めぐりの日はさわやかな晴天にめぐまれ、主催者、長崎の方々、参加者、皆様のおかげで、密度の濃い学会10周年の、年度のしめくくりにもふさわしい数日間となりました。