「第3回本木昌造賞」受賞者決定のお知らせ
タイポグラフィ学会(会長代理:山本太郎)は、阿津坂實氏を「第3回本木昌造賞」の受賞者に選定いたしました。
当学会では紀要論文ないしは著作において、学術的に著しく功績のあった者に本木昌造賞を設けております。本木昌造賞の対象論文及び著作は、その内容が独創性と革新性を有し、本会の財産としての有力な文献的価値を有し、かつ将来のタイポグラフィの研究に対して多大な影響と貢献を与えうると認められるものとされています。
阿津坂 實氏略歴
1915年 9月12日 長崎市うまれ。
1947年 長崎県印刷工業協同組合に入組。1956年設立の長崎県印刷工業組合と双方の事務長、専務理事などを1988年に依願退職するまで歴任。
1975年 長崎県中小企業団体中央会、長崎県商工会議所などからさまざまな事業の委嘱をうけて活動。
2015年 長崎市にて逝去。行年99。
主著:「日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ 本木昌造」『本木昌造先生略伝』(長崎県印刷工業組合創立四十周年記念/本木昌造先生歿後百二十周年記念、長崎県印刷工業組合、1995年)
